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Domaine D’AUPILHAC ドメーヌ・ドピヤック

LANGUEDOC FR

ドメーヌ・ドピヤック
南仏のエレガンス。

ラングドック地方の都市モンペリエから北西に36kmの所にあるモンペイルー村にあるのがドピアックです。「モンペイルー」の村名は“石ころだらけの山”から来ています。畑のほとんどは通称「オーピアック」という地区にあり、南東向きの日当たりの良い丘陵地に位置しています。地中海から40kmのところに位置するこの産地は、穏やかな地中海性気で、日照に恵まれた産地です。モンペイルー村はラルザック台地のふもとなので夏でも夜は比較的涼しいのが特徴です。また朝方は霧が多く、より冷涼な環境にあるエリアで高いポテンシャルがあります。数ヵ所に畑があるドピアックの22Haの所有畑の土壌は、石灰岩質、粘土石灰質、砂利質などバラエティに富んでいます。また地下に青い粘土層があり、適度な水分を保持してくれる稀少な土地なのです。ぶどう樹がこのラングドック特有の強烈な乾燥にも耐えられるのは、湿気を多く含んだこの粘土層のおかげです 。

現オーナーのシルヴァン・ファダが1989年に祖父からドメーヌを引き継ぐまでは、ぶどうを農協に売却していました。受け継いだ恵まれた畑とぶどうの樹で、この土地でしかできないワイン造りを目指すことを決心したシルヴァンは、これまでのやり方を一新し、土壌や栽培方法に徹底的にこだわったワイン造りを始めました。畑から化学物質を一切排除し、土壌のバランスを考えた有機農法にしました。さらに、独自に設置した気象観測装置で観測し、病気の蔓延を未然に防ぐ研究も絶えず行っています。

シルヴァンが追求するのは、ぶどうとテロワールの特徴がエレガントで絶妙に融合しあった、造り手の情熱が感じられるワインです。高品質ワインを造るために、ボルドーのグラン・ヴァンに匹敵する低収量で濃縮感を追求しています。赤ワインには5つの地中海特有の品種、カリニャン、グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー、サンソーを使用しています。マセラシオンは長くピジャージュは毎日、20~30ヵ月間フードルとよばれる大樽で熟成してから瓶詰めします。特筆すべきラインアップは樹齢50年以上カリニャン100%の“ル・カリニャン”と、サンソー100%で1900年に植樹された樹齢100年以上の古木から造られる“レ・セルヴィエール”の赤ワインたちです。ドピアックはクラスモンやロバート・パーカーから高評価を得ていることはもちろん、フランスで著名な雑誌である“フィロ”や”ル・ポワン“でも、取り上げられ紹介されるほどの注目のドメーヌなのです。パリ8区の三ツ星レストラン「ピエール・ガニャール」や「アラン・デュカス・グループ」でも取扱われています。

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