人生に喜びを与えるワイン
タリスマンワインの創設者であるスコット・リッチが初めてワイン造りに興味を示したのは6才の時。ギリシャ人の知人が故郷ソルトレイクシティにある家の地下でワインを造っていた影響によります。
スコットはカリフォルニア大学デービス校の大学院で醸造学を学び、醸造の研究者としてR.H.フィリップスとロバート・モンダヴィに勤務しました。さらにマウント・セント・ジョン、カーネロス・クリーク・ワイナリー、エチュードでワインメーカーの経験を積み、評価の高いピノ・ノワールとカベルネを造りました。現在スコットはタリスマンのワインメーカー兼オーナーとして時間とエネルギーを費やす他、ロサンゼルス西側地区の街、ベルエアにあるモラガ・ヴィンヤーズにて、大きな注目を浴びるカベルネ・ソーヴィニヨンとソーヴィニヨン・ブランを造っています。
マルタ・リッチの父は入手できる葡萄を駆使してミネソタ州の家の地下でワイン造りをしていました。マルタの人生には常にワインが存在。もっと暖かい気候、興味をそそる地域を求めコロラド大学ボルダー校へ進学し心理学の学位を取得。その後ナパ・ヴァレーに居住し、ロバート・モンダヴィで働き始めます。最初は収穫期の葡萄のスケジュール調整、そして最終的にはロバート・モンダヴィの北カリフォルニアセールスチームの一人となりました。
在職中の14年間、VP (Vice President) /カリフォルニアピノノワールのパイオニアであるカレラワインのグローバルセールスとして活躍。現在はタリスマンの営業・マーケティグ部長に専念しています。
二人は芸術性と品質の高さが表現されたピノ・ノワールの素晴らしさを広めることを目標に各地を旅し、プライベートではスキーやアウトドアを楽しんでいるそうです。
タリスマンのロゴについて
スコット・リッチの母はアメリカンインディアン。かつて霊能力者によって清め作られたチャームをスコットに贈った。タリスマンのロゴは聖なる輪から構成されている。特別な力は生まれもって得られるのではない。努力をした者こそがその様な力に恵まれると考える。それは葡萄や自然に敬意を払い情熱を注ぎワインを造ることと共通するところがある。
聖なる輪の十字は神聖な数。4つの方角や色、人種、季節などをはじめとするさまざまな意味を象徴したもの。すべてのものは自分につながっているという思想観念のシンボル。輪を囲む光は太陽を表す。太陽は地球上の生き物、植物にエネルギーを与える。葡萄の成長、熟成をもたらす。我々に人生の喜びを与える。それは素晴らしいワインを楽しむことも含む。
PRODUCT LIST
- ピノ・ノワール レッド・ドッグ・ヴィンヤード 2013Pinot Noir, Red Dog Vineyard 2013