Domaine des Lambrays

ドメーヌ・デ・ランブレイ
グランクリュの最高峰へ

1935年のAOC制定がされて以来、ブルゴーニュで特級に昇格された畑は稀少です。クロ・デ・ランブレイはまさにそのひとつなのです。

モレ・サン・ドニの畑はコート・ド・ニュイのちょうど真ん中で、ジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニーの中間にあります。
クロ・デ・ランブレは標高250m、 コート・ド・ニュイの特級は、ほとんどがこの標高に位置しています。

8,7 haにわたるクロ・デ・ランブレイは更に3つのクリマ=区画に分かれています。
■Meix Renrier メ・ランティエ(1,6ha)■
土は重たくもっとも粘土質に富んでいる土壌
■Les Larrets レ・ラレ(4,5ha)■
東を向いた傾斜面、朝日を十分に浴びる土壌
■Les Bouchots レ・ブショ(2,5ha) ■
クロ・デ・ランブレイの畑のなかでもっとも 北部に位置する畑。コンブ・ド・モレ(Combe de Morey V字に切れる小さな渓谷) からの常にフレッシュな空気の通り道があり、同時に強い北風からは守られる位置にあります。

クロ・デ・ランブレイの畑の歴史は古く、1365年シトー派修道院所有畑の中に Clos des Lambraysの名前を確認することが出来ます。1630年から当時のオーナーのルイ・ジョリー氏により、蔵および建築設備に投資し、所有者が余りに多数に渡るランブレイの畑を買収し始め、1866年新しいオーナーのアルベルト・セバスチャン・ロディエ氏の時期に買収は、ほぼ完了しました。

彼の孫に当たるカミーユとアルベルトは ≪ コンフレール・デ・シュヴァ リエ・ド・タストヴァン:Conferie des Chevaliers du Tastevin ≫の創設者であり、かれらがクロ・デ・ランブレイの名声をより確かなものとしました。第2次世界大戦 頃のことです。

1980年ブドウ栽培のプロであり、なによりレベルの高いオノログ(=醸造家)である ティエリー・ブルーアン氏がクロ・デ・ランブレイの総責任者として就任しました。ブルーアン氏はブルゴーニュ大学で醸造学と自然科学修士号取得し、アルジェリアの農業科学技術学校にて醸造の講師を務めた後、ブルゴーニュと ジュラのINAOの技術部門コンセイユとして勤務し1980年にクロ・デ・ランブレイの 醸造長として抜擢されました。1981年4月27日にクロ・デ・ランブレイは特級に昇格されました。1996年からドイツ のフレウント・ファミリーが当蔵のオーナーになりました。

Domaine des Lambraysの畑・醸造

クロ・デ・ランブレイの畑の平均樹齢は約50年、平均収量は31hl/ha。収穫は手摘みによって行われ、選果台にて作業後、除梗は、ほぼ無しで、5つから8つ のキュヴェで畑ごとに更に細分化して醸造されます。
キュヴェゾンは15~18日間、 第一次発酵の後、約18ヶ月間オーク樽にて熟成、新樽使用率は50%でコラー ジュなしでの澱引きを2回行います。

Millesime 2006

天候条件に恵まれなかった8月の後、高温と太陽に恵まれた9月前半の15日間、 そして収穫へ。収穫最中に若干の不天候もあったものの、大事に至ることなく 収穫は無事終了。8月に発生した葡萄の腐敗を、収穫の最中どれだけ完璧に 選果できるかが決め手となった。 結果収量は マイナス20~25%、一方そのクオリティは偉大なるものをお約束できる 仕上がりに。糖度は高レベル、標準的な酸度、そして存在感あるタンニンに。

Millesime 2007

収穫は8月25日に始まり8月30日に終了。そのコンディションは非常に良好。 2007年の天候は総体的に決して容易なものではなかく、8月の夏が涼しく湿った ものであった。故に葡萄の衛生状態をキープするため厳格な選果を必要とし、 結果少量の出来となった。フレッシュさと美しい酸、繊細なタンニンが広がります。

Millesime 2008

強い北風と大いなる日照のあとに、9月24日から収穫開始10月2日に終了。 ぶどうは 灰色腐敗のある葡萄=廃棄 と、十分でない熟し加減の葡萄=ロゼに 選り分けられた。結果35hlのロゼが出来、逆に、赤ワインへの平均収量は28hl/ha。 醸造の行程では全く問題はなく、酸の存在感は高い、が、これもマロラクティック 2次発酵を経ると、大きく変わると思われる。(2008年11月の手記)深みのある 美しいローブ、明瞭ではっきりした輪郭を持つワインで、将来が楽しみなワイン。

Millesime 2009

まさにエクセプショナルミレジム。バランスの良い葡萄が素晴らしい天候に恵まれ た条件下で収穫された。収穫は9月9日から14日。マロラクティック発酵後の シルキーなタンニン、丸みを持った仕上がりが大いに期待できる。 ローブは牡丹色、酸とタンニンのスタイルから、長期の熟成を待たずに、楽しむ ことが出来そうな予感。

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