Château TRIANON

シャトー・トリアノン
新星トリアノンの確かなる挑戦

サンテミリオンは広大なエリアですが、素晴らしいワインが出来る良い土壌は限られています。ショヴァル・ブランからトリアノン、アンジュリス、パヴィまでの北西部から中央南部を経て、南東部までの土壌が珪質土壌で形成されていて、この地区で造られるワインは、必然的に高品質になります。2001年に初リリースのトリアノンは今後飛躍的な品質向上していく注目のシャトーです。オーナーであるドミニック・エブラールは一般に呼ばれるような若いヴィニロン(ブドウ栽培家)とは異なります。彼は常にワインの世界で成長してきたのであり、ワイン業界での非常に豊かな経験とキャリアの持ち主でもあります 。

彼は常にボルドー、特にリブルヌのブドウ畑に情熱を持ち続けてきました。すでに、1985年に友人のユベール・ド・ブアールと共にコート・ド・フランスのシャトー・ド・フランを購入し投資をしてきています。当時、彼はすでに現在のネゴシアン会社エブラールを経営していました。1994年、彼はエブラール家一族により所有されていたシャトー・シュヴァル・ブランの経営管理者となりましたが、1999年に一族の事情でこのサンテミリオン第1特別級のシャトーは手放されることとなってしまいました。身体の髄からサンテミリオンの地に愛着を持つドミニック、エブラールは、この地に自分のドメーヌを持つべく探索を始めたのです。そして2000年12月、非常に悪い状態であった6.5haのブドウ畑「シャトー・トリアノン」を買取ることでそのプロジェクトを実現させました。彼は即座にブドウ畑と醸造所の品質向上に向け仕事に取り掛かりました。醸造タンクのリニューアル、木樽での熟成保存を行う醸造所の建設ほか、ワイナリーを軌道に乗せる為の投資額は重くのしかかるかもしれませんが、効率は良いので苦渋の選択をしたのです。

ブドウ品種は、メルロー80%、カベルネ・フラン10%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%、カルメネール5%の割合で栽培されています。シャトー・トリアノンはカルメネール種が40アールも単独で栽培されている貴重なシャトーです。
カルメネール(グランデ・ヴィデュールとも呼ばれる)はボルドーで栽培が許可されているにもかからわず、ジロンド県でほとんど見られません。フィロキセラのせいで20世紀の初頭に破滅してしまったのです。カルメネールはよく熟すと黒イチゴ、チェリー、チョコレートの風味を持ち、味わいは円やかでタンニンのしっかりとした構成を持っている優れた品種です。(現在はチリで成功している品種です)エブラール氏の高品質なワインを造るために必要な品種として、新たに栽培され始められました。ボルドー大学での研究でもカルメネールは華やかな赤い花の香りと、ヴェルベットのようなタンニンを持つことが証明されています。

トリアノン

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